「仕事のやりがいについて」

Vol. 116令和7年1月

■職種:
介護福祉士
■勤続年数:
2年1ヵ月

私はひまわり在宅ケアステーションに入職して2年が経過します。以前までは他の事業所のデイサービスでの勤務経験がありました。デイサービスはデイサービスの楽しさがありましたが、入浴やイベントなどが作業的になってきていることに違和感を感じ違う道を選ぶことにしました。

入職当初は在宅の介護は非常に難しく感じ、一人で訪問し一人でサービス提供してくることに対し、慣れるまでは迷い、不安が絶えずありました。その都度同期の職員に相談したり、上司に相談したりし、今まで頑張る事ができました。

ひまわり在宅ケアステーションでの訪問介護のサービスの幅はとても広く、介護保険だけでなく、障がいをお持ちの方、産前産後の育児ヘルパーも行っており、幅広い年齢層の方へのサービス提供が可能になって(る)ところがすごく魅力的でした。以前は、高齢の方だけの関りだったので、障がい者の方のサービスの仕方もわからない事だらけでしたが、今では電動車いすの方と外出したり、時には仙台まで行き、一緒に野球観戦をしたり、カレーフェスに出かけたりといった余暇を楽しむサービスも訪問介護では可能である事に驚きました。ひまわり在宅サポートグループの理念である、その人がその人らしく、住み慣れた地域で生活していくには、気晴らしやそういった余暇活動も必要なサービスだと実感しました。

また、ICTの取り組みも他の事業所よりも進んでいると思います。タイムリーな行程の変更、手順書の統一感、そのご利用者の詳細情報など、端末ですぐに確認する事ができ、緊急時の対応もスムーズにできました。情報共有に関しても一本化されている事で業務簡素化につながり、安心して訪問できる体制は他の事業所ではまだまだここまでのDX導入はできていないと思います。

ただ、ICTが進んだことにより職員同士で会話する事が減ってしまい、職員間のコミュニケーションが薄れてしまったと感じる事もあります。ケアが自己流にならないように注意しながら何か不安・疑問が生じた際には自己判断せずに相談しながら解決に繋げていければと思います。

これからもひまわり在宅ケアステーションの職員として、地域で暮らすご利用者が高齢者であっても障がいをお持ちであっても、その人らしく生活できるように、また楽しみを持ちながら生活できるように訪問介護を通して支援していけるように頑張っていきます。

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