令和4年12月
入職して3年が経ちました。現在、ひまわりでは小児~高齢者まで多くの方と関わる機会を持つことができ感謝しています。
最近このような出来事がありました。失語症により、ことばが出にくい方です。当初からチームで介入し訓練を継続しており、訪問したある日、「昨日・・・スーパー・・・行った」と私の目を見て話して下さいました。今までは相槌が多く、話をしても聞き取りにくいことがほとんどでした。話した本人、ご家族も驚いており、自然と笑みがこぼれます。何気ない一面かもしれませんが、ことばが伝わった大切な場面です。
勿論、私も嬉しいですし、ご本人にとっても自信に繋がることが多いと思います。チーム介入によって改善に繋がったこの場面が私にとってのやりがいに繋がっています。
言語聴覚士は喜びを共有しながらコミュニケーションのきっかけを作ることができる職業だと感じています。今後も、自分の知識や経験をアップデートしながら、ことばや飲み込みに障害を抱える方の気持ちに寄り添い、信頼感を与えられる存在でありたいと思います。