「アセスメント訪問がつないだ在宅サポート」

Vol. 076令和3年7月

■職種:
看護師
■勤続年数:
11年

平成30年4月の制度改正により、リハビリスタッフのみが介入している利用者さんに看護師によるアセスメント訪問を行っております。リハビリスタッフに同行訪問し介護度の変更や、病状悪化の有無、ADLの変化、介護者の介護負担や体調不良の有無などを定期的にアセスメントするもので、私も改正当時から多くのお宅に訪問させて頂いております。評価については、主に体調は安定されている方が多い事、他の訪問看護ステーションの看護介入のある方やもう少し家族でやってみますといわれる方など新たな看護介入が必要な方は決して多くはありません。

私が看護介入を提案した方が1名おりました。主疾患にパーキンソン病のある80代の女性で、病気・年齢的にも寝て過ごす事が多く、食事も摂ったり摂らなかったり、おっくうだからとデイサービスも休みがちで様々な要因から1週間以上の便秘に困っているとの事でしたので、排便コントロールの必要性を考え看護介入の運びとなりました。

先日、初回訪問となり、浣腸液を使用し、摘便を行い、下剤の調整を行いました。ご本人からは「スッキリして、良かった。」と話され、ご家族からも「家でこんな事をしてもらえるとは思っていなっかった。助かります。」と話され、訪問看護のやりがいを感じました。通常訪問に加えてのアセスメント訪問は大変ですがこれからも在宅で安心した生活を送れる様サポートできたらと思います。

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