「世間話から学んだこと」

Vol. 074令和3年5月

■職種:
作業療法士
■勤続年数:
4年

私が仕事のやりがいを感じるときは一緒に話をすると元気がでると言われるときです。これは同じ登米ひまわり訪問看護ステーションの仲間に言われることもあれば、利用者さんやそのご家族から言われることもあります。利用者さん達の中には、外出の機会が少なく家族以外の方とお話することもあまりないという方が多く、また、言葉がうまく話せずに家族とのコミュニケーションが少ないという方もいらっしゃいます。

訪問を始めた当初は意識せずに会話をしていましたが、ある利用者さんから「最後まで話を聞いてくれてありがとう。元気が出ました」と言われた時に、世間話の大切さを学びました。私は現職場のある地域の生まれではなく、地域事情に詳しくはありませんが、この職場に勤めて4年目になります。利用者さんから一緒に話をすると元気がでると言われたときに、少しずつこの地域の人に近づけてきたのかと感じることができ、よりやりがいを感じることができます。これからも利用者さんが明るく、元気にリハビリができるように支援していきたいと思います。

「健育会グループで働いて感じた仕事のやりがい」へ戻る