平成31年1月
訪問看護師として働き始めて3年が経ちます。初めは、生活の場という病院とは全く異なる環境での医療処置や、年齢や疾患の幅の広さなど戸惑うことが多く、限られた時間の中でケアを一人で行なわなければならず、不安も多くありました。
今でもまだ、決められたケアを行うのに精一杯で、ご利用者さんに何が必要なのかというニーズをくみ取り、より良いケアを提供するまでに至っていないと考えており、もどかしさを抱えています。
しかし、ご利用者さんやそのご家族より「助かりました。」「来るのをいつも楽しみにしてるよ。」と言われることが増えてきたことが、今の自分の仕事のやりがいにつながっていると思います。入職したての頃、初めて自宅でのお看取りを経験したのですが、娘さん達にお声がけをしながらケアを一緒に行ったあと「一緒にできて良かったです。」と言っていただきました。
訪問看護はご利用者さんとそのご家族の気持ちに寄り添ったケアが必要であることを感じました。このように、ご利用者さんとご家族のお役に立てることが訪問看護の魅力でありやりがいだと感じています。