平成30年10月
入職して2年が経過しました。前職はサービス業でしたが、ヘルパーの仕事をはじめてから、ご利用者さんから苦情を受けてしまうこともあったりして、なかなか最初は上手くいかず悩んでしまう事も多々有りました。そのような時に、あるご利用者さんに出会い、もう少し頑張ってみようと思う出来事がありました。それは、自分が介護していた祖母にそっくりなご利用者さんに出会えたことでした。訪問しているうちに自分自身を受け入れてもらえた事で祖母を思い浮かべてしまうようになりました。プロとして仲良くなりすぎるのは良くないとは思います。しかし、できる事であればそのご利用者さんに訪問し続けたい、という思いが芽生え、仕事を続けてみようと思えるようになりました。
なかなか、内向的で自分から何かを話すことは苦手ではあります。しかし、ご利用者さんからも「またきてね」とか「頑張ってね」、「あなたでなきゃだめなんだ」など言っていただけると、と逆に元気をもらうことができます。在宅ケアには、そういった利用者さんから求められているという気持ちを共有できる仲間がたくさんいます。それが私にとっては仕事のやりがいに繋がっているのです。