「介護のプロとして必要なこと」

Vol. 044平成30年8月

■職種:
介護福祉士
■勤続年数:
3年6ヵ月

これまで在宅ケアという存在を知らず、ある程度の年齢がいった方や身体に障害があり日常生活に支障がある方は病院や施設に入るのが当たり前と思っていました。ここで働き始め、寝たきりの方でも在宅ケアを選びご家族が懸命に介護をしている姿に心打たれました。初めての介護で不安もある中、大切に想う人の為に一生懸命になれることは素晴らしい事だなと思いました。

その介護生活の一部をお手伝いさせていただく私たちは、プロとして確かな知識を持つ必要があります。私がここで働き気づいたことは、介護士だから介護技術だけできればいいということではなく、介護を通じて利用者さんやご家族とコミュニケーションを図り、介護を通じて信頼を得ることです。悩みを聞いたり、望みを聞いて出来る範囲ではあるけれど、出来るお手伝いをし、限られた生活を安心して楽しんで頂く為にどうしたらいいのか考えながら毎日の仕事に取り組んでいます。過去に最期をここで迎えた利用者さんのご家族から「ここでお世話になって本当によかったです。」と言ってもらえたことがありました。

自分の担当利用者さんだったこともあり、その言葉を頂けた時は、少しでもご家族の方から笑顔や感謝の言葉を頂く事で、やりがいを感じられるようになり、より一層自分で考え、仲間と相談して行く事で自分の成長に繋がっていると思います。

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