「最期までその人らしくいられるために」

Vol. 038平成30年1月

■職種:
理学療法士
■勤続年数:
4年

リハビリと言えば病院で行われ、機能改善して退院する。それが一般的でありました。年々高齢化が進み、医療制度も変化している昨今、入院期間内のリハビリだけでは不安を抱えたままの退院ということも多い状態です。そこで活躍するのが在宅でのリハビリです。

リハビリとは障害に対し直接機能改善し、その方の不自由を軽減するのは勿論ですが、さらに障害を持ちながらも不自由を感じなくすることもリハビリ。本人だけでなく家族など周りを取り巻く人々とつながって生活環境をより良くすることが出来るのが在宅におけるリハビリだと思っています。

一方で在宅におけるリハビリは機能回復を促すだけでは済まない点、例えば家族を含めた人との関わり方などには難しい側面もあります。しかしそういったさまざまな人との関わりの中で、より多くの人の笑顔に出会えること、多くの人の役に立てること、それこそが『在宅』という事業の最もやりがいを感じられるところだと、私は感じています。

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