「同じ目標を持つことで、多職種が連携することができました」

Vol. 024平成28年11月

■職種:
理学療法士
■勤続年数:
1年

呼吸器疾患を患っているご利用者さんとの関わりについてです。秋頃に全身状態の悪化に伴い入院となった際、退院の目安がつく前からケアマネージャーと情報共有(ケアマネを介し本人、家族や主治医の意見を聴取)し、退院後の目標設定を密に行えました。そのことにより、リハビリ職としての自分の役割がより一層明確になり、ご利用者さんやご家族の望む生活に近づける支援を提供できるきっかけとなりました。しかし、そのご利用者さんは、自宅退院後数日で再入院となってしまいました。再度、ご利用者さんをとり巻くスタッフでその原因や今後の方針などを話し合いました。現在、そのご利用者さんは自宅退院され、リハビリも順調に再開することができました。

今回の事例を通し、成功(目標達成)することだけではなく、失敗をしながらも多職種と連携を図り、それぞれ役割分担をしながら同じ目標に向かって支援していくことが大事だと改めて実感し、やりがいを強く感じることが出来ました。

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