平成28年6月
入職して半年が経ち、前担当者より引き継いだ利用者様との関係が少しずつ構築されてきたと思います。病院はある程度入院期間が決まっていますが、訪問は在宅生活となるため長期間介入する利用者様が多いことが特徴のひとつだと思います。いつもより表情が暗かったり、いつもと座っている位置が異なっていたり、小さな変化に目を向けることで気付くことがたくさんあります。本人だけでなく家族や地域など様々な繋がりがあり、そこに自分も参加して生活の一部を支えていることにやりがいを感じます。家族介助で食事をされていた方に自助具を作成し提案したところ「これなら一人でもできるかもしれない」と前向きな言葉が聞かれるようになり、少しの工夫で生活が変えられることに喜びを感じました。
まだ経験不足で分からないことがたくさんありますが、先輩方の意見を聞きながら、一人ひとりの生活史に合わせた関わりができるよう成長していきたいと思います。