「“福幸(ふっこう)”の和をひろげるやりがい」

Vol. 004平成27年1月

■職種:
ケアマネジャー
■勤続年数:
6年

包括支援センターの役割は多岐にわたります。地域住民の福祉向上を目指して健康相談から介護相談、権利擁護など様々な相談に対応していきます。担当地区が東日本大震災で甚大な被害を受けたこともあり、地域の住民が仮設住宅など慣れない環境や土地での生活を余儀なくされている方々がたくさんおられます。中には体調を崩したり、精神的に不安定になるなどして相談してくる方も少なくありません。 このような状況の中でも、地域住民の方々に「安心」と「希望」を持って暮らしていただけるよう「シルバーリハビリ体操教室」や「認知症家族会」など地域との交流や絆を維持し続けられ、安心して自宅で過ごせるような取り組みや活動を行っております。

地域の方々と一緒に体操したり、地域の方々の悩みや想いに真摯に耳を傾けることによって「相談して良かった」と相手が笑顔になってくれた瞬間の充実感と達成感はかけがえのない私の宝物となっております。石巻の健育会グループは病院から在宅まで地域に暮らす方々が安心して暮らせるよう医療・介護において様々な役割を果たしてきておりますが、地域に暮らすご利用者の尊厳を第一にしたハード・ソフトにわたる様々な取り組みは働く私にとって心からの誇りとなっております。
これからも、建物をはじめ物理的な復興だけではなく地域に住むご利用者の心の「福幸」の輪が石巻市中央地域全体に広がっていくようにがんばって参ります。

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