仕事のやりがい

Vol.125
2025.10
言語聴覚士
勤続年数: 0年7ヶ月

在宅でのリハビリのやりがい

私は今年の3月に入職し、大崎ひまわり訪問看護ステーションに言語聴覚士として配属となりました。
今までは病院で主に回復期病棟を担当しておりました。病棟では限られた時間の中でのリハビリに対し、在宅では長期的にご利用者に関わり、ご利用者の生活の中に更に踏み込んだリハビリとなりました。訪問をする中でご利用者の様々な面を見ることができ、その方の人となりを見させて頂いたようで嬉しく感じることもあります。
今は、入院中に誤嚥性肺炎になり、胃ろうで自宅退院されたご利用者を担当しております。そのご利用者は胃ろうで栄養を注入されており食事はされていませんが、経口摂取の希望が多く聞かれております。どうやったら在宅でも安全に経口摂取ができるのか、同じ言語聴覚士の上司と相談しつつリハビリを行っています。病院でのリハビリは何かあった際にはすぐ対応できる環境が整っていましたが、ご自宅ではまた違う環境なのでより緊張感をもって介入しています。食事の形態に関しても、病院では嚥下調整食をすぐに手配することができましたが、在宅ではご家族にお願いするようになるため、ご家族の負担も考慮しつつなおかつ安全に食べられるものを提案しなければいけません。食事をする際の注意点や姿勢等も病院で看護師へ申し送るのとは違い、専門用語は使わずにわかりやすくご家族へ説明する必要もあります。病院での経口摂取の進め方と違う部分が多々あり、戸惑うことも多くあります。しかし食事は在宅生活の中では特にQOLに直結する部分だと私は考えており、ご利用者のご希望に添えるような在宅生活を送れるようにするためにも、やりがいのあることだと感じております。
まだこれから学ぶことは多くありますが、少しでも多くのご利用者により良い在宅生活を送って頂けるよう、研鑽を重ねていきたいと考えております。