「『介護』の何でも屋を目指して」

Vol. 073令和3年4月

■職種:
介護福祉士
■勤続年数:
1年

私は現在と全く別の業界、コンビニエンスストア経営の経験をした後、介護の業界に未経験のまま飛び込みました。いくつかの事業所で働いて感じたことは、お金を頂くお客様に対してその接遇はありえないな、ということでした。納得がいかないまま、元同僚に誘われ、ナースインホームひまわりにやってきました。私はそこで初めて、利用者さんに対して納得のいく接遇を、事業所の全職員が実施しているところを見ることが出来ました。なぜそのような接遇をみんなが出来るのか聞いてみたところ、「私たちは利用者さんの尊厳を大切にしているから」という答えが返ってきました。尊厳とは何か、私は考えたこともなかったのですが、初めてそこで介護という世界にきちんと向き合えるきっかけを貰うことができました。

私はまだ業務そのものは先輩職員の皆さんのように手際よくできるわけではありません。出来ることといえばコンビニ経営で培った、笑顔で挨拶をすることだけかもしれません。それでも誰にも負けないよう、一生懸命挨拶をします。ナースインの仲間はそれを見て、ありがとう。と言ってくれます。たったそれだけのことが私にとってはとても嬉しい出来事であり、自分がこのナースインホームひまわりの一員になれた、と誇れる瞬間でもあります。こういった積み重ねが私のやりがいに繋がり、いつか介護の何でも屋になれるよう精進していきたいと思います。

「健育会グループで働いて感じた仕事のやりがい」へ戻る