「相談業務の中で感じる仕事のやりがい」

Vol. 010平成27年8月

■職種:
ケアマネジャー
■勤続年数:
7年

介護福祉士としてデイサービスで5年勤務していました。他者との交流の場を求め通所する方や、入浴目的の方、介護者のレスパイト目的で通所する方などそれぞれ利用目的は違いますが、いっぱい笑って楽しく過ごしていただきたいという気持ちでいつも接していました。日々、障害をお持ちのご利用者とのかかわりの中で、デイサービスという限られた時間内では対応出来ない様々な問題や介護の悩みを抱えているご利用者や家族が多い事に気づきました。ご利用者の生活をトータルでサポートしていくために自分が何か役に立ちたい。そんな思いから昨年障害者の相談支援の業務に就きました。障害者の方々の支援に当たる中で、「相談員さんに関わってもらえるようになって、今迄一人で困っていた事が解決できた。不安なく生活が出来るようになった」との笑顔や言葉が私の仕事のやりがいに繋がっています。私は健育会が最も重きをおいている『人それぞれかけがえのない存在でその一人ひとりが持つ尊厳は平等』とする理念が真実でありこれを健育会グループ職員として確実に地域で実現していくことが使命と考えます。身体・精神・知的障害を抱え悩んでいる方が、想像以上に多いという事実に驚きましたが、「障害を抱えていても、健常者と同じように楽しみを持ち生まれて来てよかった」との思いを実感して日々過ごしていただけるように、これからも一人一人に寄り添う支援をおこなっていきたいと思います。

「健育会グループで働いて感じた仕事のやりがい」へ戻る